アザトース:外なる神の中心存在

アザトースは、H.P.ラヴクラフトが創造したクトゥルフ神話に登場する神格で外なる神に属します。
「盲目にして白痴の神」「混沌の中心」と呼ばれます。宇宙の中心で無意味に蠢き続ける存在で、意志や知性を持たず、ただ夢を見ているだけとされます。その夢が現実世界であり、アザトースが目覚めればすべてが消滅すると言われています。周囲では異形の神々がフルートや太鼓を奏で、彼を眠らせ続けています。ラヴクラフトの宇宙観を象徴する存在です。
アザトースは、宇宙の中心に存在する「盲目にして白痴の神」であり、すべての存在は彼の夢から生まれたとされます。意志や知性を持たず、ただ混沌の中で蠢き続ける存在です。彼の能力は明確に描写されていませんが、宇宙創造の源であり、目覚めれば世界が消滅すると言われるほどの絶対的な力を秘めています。その周囲では異形の神々が音楽を奏で、彼を眠らせ続けています。
外なる神アザトースの眷属には、彼の使者ナイアーラトテップ(ニャルラトホテプ)が最も有名です。ナイアーラトテップは人間の姿をとり、地上に混沌を広める役割を担っています。また、時空を超越する知識の神ヨグ=ソトースや、豊穣の神シュブ=ニグラスもアザトースの子孫・眷属とされることがあります。さらに、アザトースの周囲には異形の神々が集い、フルートや太鼓を奏でて彼を眠らせ続けています。これらの存在は、アザトースの夢を維持するための眷属とされています。
TRPG『クトゥルフ神話TRPG』において、アザトースは宇宙の根源にして最強の神格として扱われます。直接登場することはほとんどなく、登場すれば世界が終わるほどの災厄となるため、シナリオでは召喚阻止や教団の陰謀を防ぐ展開が中心です。人間との接触は不可能で、正気度喪失など致命的な影響を受けることも。ナイアーラトテップが使者として登場し、間接的にアザトースの存在を示す役割を担います。
アザトースが登場または言及される主な作品
『アザトース』、『未知なるカダスを夢に求めて』、『ネクロノミコン』
その他の詩や手紙、神々の系譜や象徴として言及されることがあり、直接登場は少なく、象徴的な存在として描かれることが多いです神です。
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