ナイアーラトテップ (Nyarlathotep) は、クトゥルフ神話などに登場する架空の神・人物。日本語では他にナイアーラソテップ、ナイアルラトホテップ、ニャルラトホテプ、ニャルラトテップなどとも表記される。
「クトゥルフ神話」体系におけるナイアーラトテップは旧支配者の一柱にして、アザトースを筆頭とする旧支配者に使役されるメッセンジャーでありながら、自身の主で旧支配者中最強のアザトースと同等の力を有する地の精であり、人間はもとより他の旧支配者達をもさげすんでいる。
人間姿にも化け、千もの異なる顕現を持ち、特定の眷属を持たず、狂気と混乱をもたらすために自ら暗躍する。彼が与える様々な魔術や秘法、機械などを受け取った人間は大概破滅している。天敵であり唯一恐れるものは火の精クトゥグアのみ。
旧支配者の中で唯一幽閉を免れ、他の神格と違い自ら人間と接触するなど、クトゥルフ神話において特異な地位を占める神である。
wekipedhiaより抜粋