「英雄ペルセウスのメデューサ退治」
【小説企画書】(になった場合)
■作品名
『英雄ペルセウスのメデューサ退治』
■ジャンル
長編ファンタジー/神話再解釈/ダークアドベンチャー
■想定読者層
- 10代後半〜大人
- ダークファンタジー、神話、冒険小説が好きな読者
- 映像的な描写・重厚な世界観を求める層
■作品概要
セリフォス島で母と暮らす若者ペルセウスは、暴君ポリュデクテス王の陰謀により、怪物メデューサ討伐を命じられる。母を守るため旅立った彼は、女神アテナと神ヘルメスから神々の武具を授かり、世界の果てでメデューサを討ち取る。帰路では、海の怪物ケートスに生贄として捧げられた王女アンドロメダを救い、彼女と心を通わせる。島へ戻ったペルセウスは、メデューサの首の力で暴君を打ち倒し、平和を取り戻す。神々の思惑と人間の意志が交錯する中、若者が“英雄”へと成長していく物語。
■テーマ
- 恐怖に向き合う勇気
- 母と子の絆
- 神々の思惑と人間の意志
- “怪物”とは何か
- 英雄とは誰のために戦うのか
■作品の特徴・セールスポイント
- 古代ギリシャ神話を現代小説として再構築 心理描写・情景描写を強化し、神話を“物語”として読ませる構成。
- 映像的な大規模バトル メデューサ討伐、ケートス戦、王宮での最終決戦など、視覚的に強いシーンが多い。
- 神々の政治的思惑を絡めた重厚なドラマ アテナの罪悪感、ヘルメスの兄としての情など、神々の内面を掘り下げる。
- 普遍的な成長物語 恐怖に震える少年が、母を守るため英雄へと変わる過程を丁寧に描く。
- ロマンス要素 アンドロメダ救出による感情の動きが、物語に温度を与える。
■あらすじ
セリフォス島で母ダナエーと穏やかに暮らしていた若者ペルセウスは、島を支配する王ポリュデクテスの陰謀によって、恐ろしい怪物メデューサの首を取ってくるよう命じられる。王はダナエーを手に入れるため、邪魔なペルセウスを遠ざけようとしたのだ。母を守るため旅立った彼は、道中で女神アテナと神ヘルメスに出会い、輝く盾や翼のサンダル、隠れ兜など、怪物に立ち向かうための特別な武具を授かる。神々の導きを受けながら世界の果てへ向かったペルセウスは、石化した旅人たちが並ぶ荒れ地を越え、ついにメデューサの棲む洞窟へたどり着く。盾に映る影だけを頼りに接近し、眠る怪物の首を切り落とすことに成功した。
帰路の途中、彼は海の怪物ケートスに生贄として捧げられた王女アンドロメダを見つけ、危機に瀕した彼女を救い出す。二人は心を通わせ、やがて結ばれることとなる。ペルセウスはアンドロメダを連れて島へ戻り、母を苦しめ続けたポリュデクテス王と対峙する。彼はメデューサの首を掲げ、王と家来たちを石に変えて島に平和を取り戻した。のちにメデューサの首はアテナへ捧げられ、ペルセウスの名は偉大な英雄として語り継がれ、夜空の星座となって永遠に輝く存在となった。
■章構成案(全3部構成)
第一部:ペルセウスの試練
- セリフォス島の平穏な日常
- ポリュデクテス王の陰謀
- メデューサ討伐の命令
- 母を守るため旅立ちを決意
第二部:メデューサ討伐の旅
- 神々との邂逅、武具の授与
- 世界の果ての荒野
- メデューサ討伐(第一の山場)
- ゴルゴン姉妹からの逃走
- アンドロメダとの出会い
- ケートス戦(第二の山場)
- アンドロメダ救出と絆
第三部:セリフォス島への帰還
- 王宮での最終対決(第三の山場)
- メデューサの首で王と家臣を石化
- 島の平和
- アテナへの献上
- ペルセウスが星座となるエピローグ
■文字数想定
長編:8〜12万字
■類似作品・参考作品
- 『ギリシャ神話』
- 『ロードス島戦記』
- 『Fate』シリーズ(神話再解釈の方向性)
- 『ヴィンランド・サガ』(成長と戦いの重厚さ)
三幕構成で分解するギリシャ神話「英雄ペルセウスのメデューサ退治」
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