企画書の参考になるように「千と千尋の神隠し」を小説企画書の形式に落とし込んだサンプルです。
『千と千尋の神隠し』企画書(サンプル)
① タイトル(仮)
千と千尋の神隠し (※映画タイトルをそのまま使用)
② ジャンル
ファンタジー/冒険/成長物語
③ テーマ
- 喪失と再生
- 自分の名前(アイデンティティ)を取り戻す物語
- 子どもの成長と自立
④ 作品の概要(短いあらすじ:100〜300字)
10歳の少女・千尋は、両親とともに引っ越し先へ向かう途中、不思議な世界へ迷い込んでしまう。両親は勝手に食べ物を口にしたことで豚に変えられ、千尋はひとり取り残される。元の世界に戻るため、そして両親を救うため、千尋は湯屋で働くことを決意する。厳しい仕事や魔女の支配、名前を奪われるという試練に直面しながらも、仲間との出会いを通して成長し、この世界の秘密とハクの正体に迫っていく——。
⑤ 詳細あらすじ(プロット)
第一幕(導入)
- 千尋と両親が引っ越しの途中、奇妙なトンネルを発見
- 異世界に迷い込み、両親が豚に変えられる
- 千尋は少年ハクに助けられ、湯屋で働くことを決意
- 魔女・湯婆婆に名前を奪われ、「千」として働き始める
第二幕(葛藤・成長)
- 厳しい仕事に苦戦しながらも、仲間たちと絆を深める
- 正体不明の“カオナシ”が千尋に執着し、湯屋が混乱
- ハクが危険な任務で傷つき、千尋は彼を救おうと奔走
- ハクの名前と過去に関する秘密が明らかになり始める
第三幕(クライマックス・結末)
- 千尋は湯婆婆の姉・銭婆のもとへ向かい、和解を得る
- 湯屋に戻り、湯婆婆の試練に挑む
- 千尋は自分の力で両親を救い、元の世界へ帰る
- 千尋は以前より強く成長した姿で現実へ戻る
⑥ 主な登場人物
● 荻野千尋(主人公)
- 10歳の少女
- 内気で不安がりだが、物語を通して強く成長する
- 両親を救うために湯屋で働く
● ハク
- 千尋を助ける少年
- 湯婆婆に仕えるが、過去の記憶を失っている
- 千尋との関係が物語の鍵
● 湯婆婆
- 湯屋を支配する魔女
- 契約によって人の名前を奪い、支配する
● カオナシ
- 正体不明の存在
- 千尋に興味を持ち、暴走するが、千尋の言葉で落ち着きを取り戻す
⑦ 世界観・舞台設定
- 現実世界と隣り合わせに存在する“神々の世界”
- 湯屋は神々が疲れを癒す場所
- 名前を奪う契約、魔法、異形の存在など独自のルールが存在
⑧ 作品の魅力・売りポイント
- 異世界ファンタジーでありながら、成長物語として普遍的
- 名前を奪われる=アイデンティティ喪失という深いテーマ
- 多彩なキャラクターと独創的な世界観
- 子どもから大人まで楽しめる普遍性
- 映像化・メディア展開に強いビジュアル性
⑨ 想定読者・ターゲット層
- ファンタジー好きの読者
- 成長物語を好む10〜30代
- ジブリ作品が好きな層
- 異世界・和風ファンタジーに興味がある読者
⑩ 参考作品(任意)
- 『不思議の国のアリス』
- 『ネバーエンディング・ストーリー』
- 日本の民話・神話をモチーフにした作品
この企画書は、 「千と千尋の神隠し」を小説として企画するならどうまとめるか という視点で作成したサンプルです。