さくさく読めます。
作者さん自身、古い手法を試してみたと、おっしゃってますが、そうだとしても同じ題材を扱った作品の中では、かなり読みやすいです。
この作品のどこをそう感じるのかなぁと自分なりに考えてみました。
まず、ところどころで登場する用語がしっかりしている点。
なんというか押しつけがましくなく適度に印象に残る感じで描写されてます。
そこがいいから、世界観にすんなり入っていきやすいんですよね。なんというか会話の中から世界観を無理なく読み手に染み込ませるところがうまい。隠語の自己主張が控えめでストレスにならないし。
物語の導入の流れもスムーズです。
構造がしっかりしてるので、もしジャンルを別のものに置き換えても面白く読めると思います。
飄々としていながらやる時はやる主人公って皆好きでしょ? ジャンプで連載していた銀魂の銀さんも大勢に愛されてます。
ジャンルは変わってもアウトローのヒーローの良さに変化はないと思うんですよね。
話を戻しますが、設定がゲームの中の世界での異世界でも置き換え可能だと思います。
物語の構造がしっかりしていれば、その作品は、ミステリーとして書いてもSFとして書いても面白いものになるってNHKの『白熱教室』でノーベル文学賞を獲った作家さんが言ってましたからね。
スペースオペラってジャンルが古いかどうかは別にしてとにかくこの作品は読みやすいです。
ストレス感じず読めます。
ライトノベルの主流の異世界ファンタジーも半世紀以上も前からあるジャンルですからね。スペースオペラもこれから分からないです。
カウボーイビバップは世界市場を持つネトフリでドラマ化されてますし、宇宙英雄ペリー・ローダンはいまだに売られてます。
アルファポリスの近況ボードを拝見すると書籍化経験のある作家さんでした。
そりゃレベルがある筈ですね。
アマチュアの僕が語るのはおこがましいのでこのへんにしときます。
まだ完読してないのでポイントは控えめにしておきます。
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