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ボイスドラマ【SF 深淵から来る者たち】第1回 | たぶん一番最初にYouTubeにアップしたVOICEPEAKで作ったボイスドラマ?(……だと思います)
3月11日に発番したVOICEPEAK(ボイスピーク)の製品版で自作小説の冒頭をラジオドラマ風に朗読させました。おそらく一番最初にYouTubeにアップしたVOICEPEAKで作ったボイスドラマだと思います。
定価より半額近く安い予約DL版での購入です。
オーディオドラマを作ってみたかった
ラジオドラマが好きで青春アドベンチャーよく聴いてます。
それもあって自分でオーディオドラマを作ってみたいなぁというのは以前から思ってました。
一度はAI音声のソフトを購入して作ってみようかと思ったんですけど、体験版を使った時に自然なイントネーションにするのに調整に時間がかかって嫌になった経緯あります。
イントネーションは捨ててフリーソフトでも試してみましたけど、とにかく漢字を読んでくれなくてテキストをひらがなに書き換えの必要があったのでこれも嫌になっちゃいました。漢字の読みについては前者のソフトもそうでした。
同じ会社のCeVIO AIも魅力的だったんですけど、CeVIO AIは、エディタのソフトとトークボイスのソフトが必要であること、ボイスピークは男女の音声が最初からついてる事が魅力でした。
一番の決め手はイントネーションの調整をあまりしなくても自然なしゃべりをしてくれた事ですね。
調整しなくてもそこそこ自然なしゃべりをしてくれる
体験版で遊んでいて思ったんですけど調整してなくても、ある程度、自然なしゃべりをしてくれます。
AI訛りがないわけではないですが、それでも他の音声読み上げソフトの体験版やWebツールを試してからこのソフトに接すると無調整での自然なイントネーションのレベルは非常に高いと感じます。
漢字二つの熟語なんかも大体読み上げてくれました。
でも二つ以上の漢字が二つ並ぶ単語。例えば“株式会社(かぶしきがいしゃ)”は「かぶしきかいしゃ」と読み上げてしまいます。こういうのは辞書登録の機能で解決できます。
体験版にはなかったポーズという機能もついていました。これは「、」「。」の間を長くさせる役目のようです。
調整した設定を登録できると思われていた“プリセット”の機能は【感情】の設定のみ。声の速さやピッチは登録できませんでした。(がっかりだ!!)
まあ……元々ナレーション用という事なのでしかたないかな。
今回音声を作ってみて気が付いたんですけど、ボイスドラマ風に作るには、まず先にキャラごとのセリフを全部集めて、設定を固めてから個別のブロック化。それをタイムライン上で並べ換えていった方だスムーズに作業を進められると思います。(オーディオドラマ、ボイスドラマ前提ですけど)
出力はMP3ではなく、WAVとFLACです。
体験版のデータは引き継げました。
やはりイントネーションやアクセントの調整が必要なものをありますが、それでも他の読み上げソフトに比べると手間がかからないと思います。
もしかしてプログラムがデリケート?
でも……ひとつどうしても気に入らない問題が!
どうもソフトが不安定らしく、調整でクリック連続しすぎると唐突に落ちます。Windows7のムービーメーカーより落ちます!
まめな保存は必須!!でないと泣きます。
これはメーカーに修正プログラムを出して欲しい!
※追記
令和4年4月に初のアップデートがされましたが、それ以降、上記の症状はなくなりました。感謝!
とはいえ、自然のしゃべりに近いAI音声でのボイスドラマの作り込みは結構楽しかったです。
イントネーションにそれほどこだわらないなら、自作小説のプロモーション朗読も簡単に作れます。
上の動画は大体8時間くらい。BGMや効果音などの素材探しの方が時間かかってます。最初に素材を先にある程度用意した状態でならもっと早く作れると思います。
使用した動画編集ソフトはaviutl。
【深淵から来る者たち】
ノベルアッププラス https://novelup.plus/story/969593485
アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/587168583