キャラに最適な役割の組み合わせを実際にやってみる
役割を組み合わせると、キャラはこう動き出す
ここでは、仮のキャラクターを3人用意して、 それぞれに最適な役割の組み合わせを当てはめてみます。
A 冷静な分析タイプの主人公、B 明るくて行動力のある仲間、C 目的が読めないミステリアスな人物
この3つのタイプのキャラクターを例に出して組み合わせていきます。
役割を組み合わせると、キャラの“物語での動き方”が一気に明確になっていきます。
キャラA:冷静な分析タイプの主人公
● 最適な役割の組み合わせ
- 英雄(ヒーロー)
- 門番(スレッショルド・ガーディアン)
- シャドウ(影)を映す存在
● なぜこの組み合わせ?
冷静な主人公は、外からの刺激がないと動きにくい。 そこで、
- 自分自身が“最初の壁”を越える必要がある(門番)
- 価値観を揺さぶる存在(シャドウ)を映し出す役割も兼ねる
という構造にすると、 主人公の内面の変化が自然に描ける。
キャラB:明るくて行動力のある仲間
● 最適な役割の組み合わせ
- 仲間(アライズ)
- トリックスター(いたずら者)
- 道化者(雰囲気を変える者)
● なぜこの組み合わせ?
明るいキャラは、物語の“空気”を動かすのが得意。 そこで、
- 主人公を支える仲間
- 物語をかき回すトリックスター
- 重い展開を軽くする道化者
この3つを兼ねると、 物語のテンポを調整する“潤滑油”になる。
キャラC:目的が読めないミステリアスな人物
● 最適な役割の組み合わせ
- シェイプシフター(変化する者)
- シャドウ(対比)
- 使者(ヘラルド)
● なぜこの組み合わせ?
ミステリアスなキャラは、物語の“揺らぎ”を作るのに最適。 そこで、
- 立場が変わるシェイプシフター
- 主人公の価値観を映すシャドウ
- 物語を動かす使者
この3つを兼ねると、 物語の方向性を変える“キーパーソン”になる。
🔲 役割を組み合わせるとキャラは立体的になる
今回の例のように、 キャラクターに複数の役割を持たせると、物語は自然に動き出します。
- 主人公は「成長の軸」を持ち
- 仲間は「物語の空気」を動かし
- ミステリアスな人物は「展開の揺らぎ」を作る
役割は、キャラを“ただの設定”から“物語を動かす存在”へ変えてくれる。
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